つぶつぶてんてんぽっこぽこ

犬達との暮らし🐾2匹のチワワと天国のダルメシアンと

2020年02月


テン(短毛チワワ)の手術日が3月3日に決まりました。

以下その経緯ですが、長いです。病気の話なので興味のある方はどうぞ〜。

昨日(日付変わってしまいましたが)、静岡の病院でテンの病状と今後の治療について詳しいお話を伺いました。先日書いたように病名は軟部組織肉腫で悪性度は低・中・高とあるグレードのうち2番目の中間悪性度です。がん細胞の分裂像を見ると前期悪性度と言っても良いらしいのですが、細胞の密度が高いということで中間とするのが妥当ということです。そしてエコー検査と外部機関によるレントゲン画像の読影リポートによると転移は認められないということでした。

手術方法ですが、静岡の病院の先生方と、
癌に特化して最先端治療をしている埼玉の動物医療センターの院長先生とで検査結果を見て話し合ってくださった結果、腫瘍の場所的に足を切断してもしなくても根治切除は難しく、辺縁部切除の手術となるそうです。浸潤性という植物が根を伸ばすように広がって行くのが特徴の癌で、辺縁部切除の場合は必ず残り再発度も高い(中間悪性度では7〜35パーセント)ので、術後は放射線、電気療法、弱い抗がん剤を一定期間飲み続けるメトロノミーク科学療法の3つの中から1つ選んで治療する必要があるということでした。

まずは手術するしないに関しては、今の段階で手術しないで諦めるという選択肢はないということで、それは私たちもすぐに同意しました。術後の治療に関しては、放射線治療は埼玉の病院での
全身麻酔での処置となり心臓への負担も大きいことから選択はしない方向で考えています。

手術場所の選択肢としては埼玉でCT検査をしてそこで手術、CT検査のみ埼玉でやってもらって静岡で手術、そしてCT検査はやらずに静岡で手術の3つがありました。私は手術をするなら静岡の先生方にお任せすると決めていましたが、CT検査は必要があればやった方が良いのではと思っていました。でも聞いてみるとCT検査のメリットは手術時の目安の一つとなることと肺に転移があるかどうかが今よりははっきりわかるというくらいだということ、加えて全身麻酔と造影剤注入の必要があって心臓の弱いテンには短期間で2度の全身麻酔はリスクはあるとお聞きして、それなら今出ている結果で静岡で手術がテンには最善なのではと思いました。一度家に帰って考えて連絡をと言われましたが、診察室から出て夫と確認し合うとほぼ同じ意見でした。

その帰りに地元のかかりつけの先生に報告に行き、手術やその後の治療や抗がん剤の詳しい話や、転移は少ない癌なので今のテンの検査結果でこれ以上CT検査などは必要ないのではないかということ、手術してから後はその都度考えながらやって行くのが良いのではないかというアドバイスをいただきました。こちらの先生も何例も同じ癌の手術はされているそうなのですが、テンは子犬の時に避妊手術を受けさせようした際テスト麻酔で異常があって中止になったことがあり、その後詳しいことは端折りますがテンが2度大掛かりな手術が必要だった時、自分のところより良い設備のある静岡の病院で受けた方が安全だと言われて静岡で手術した経緯があります。病院嫌いのポコ(ロン毛の元実家チワワ)を受け入れてくれた病院でもありますし、今回の静岡の病院を紹介してくださった先生でもありますし、こちらの先生にも本当に感謝しています。

夫とはとにかくテンが苦しくない方ということ以外に特に意見は擦り合わせていませんでしたが、やはり手術するなら静岡でと決めていたそうで、それは万が一何かあってテンが目覚めなかったとしても静岡の先生たちだったら諦めがつくかもしれないと思ったからだそうです。つぶ(天国のダルメシアン)を真夜中(というか夜明け前ですが)の初めて行った救急病院で死なせてしまったという思いが私たちにはあるので、もし同じ結果でも、最先端でも知らない先生より犬も慣れていて信頼している先生にお願いしたいと思っていたそうです。

そんなこんなで意見がまとまって、本日静岡の病院の先生と電話で手術の日を3月3日と決めました。術後も痛みがないようケアしてもらえますしリハビリもする必要があるというお話で、テンは3日ほど入院すると思います。

一気に書いてしまいました。文字だらけで本当にすみません。タイトルには同じ病気でヒントを探している方が辿り着けるよう、治療の内容の時は病名を入れることにしました。みんな同じということはないですが他の方のブログは私も参考になるので。またCT検査に関しては、今回は私たちは受けさせないと決めましたが必要な場合はあると思います。ただなぜ遠いのに埼玉の病院と連携しているのかというと、今は小さいところでもCT検査をするというところはあるが画像がよくないことも多く、きちんとした検査ができるところは実は少ないということ、そして設備があっても大学病院だとCT検査だけなどの臨機応変なお願いごとはなかなかできず、するなら全てお任せとなってしまうからということでした。病院と病院の関係はあるようですが一応参考までに。

そしてついつい聞いてしまったのですが、原因に関してはわからないということでした。年齢的なものはあるかもしれないとのことです。

最後に今日の河津桜。
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テン
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ポコ
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また頭を整理して何か思い出したら書きます。それではまた!



 


前回書いたように、明日静岡の病院で担当の先生とテン(短毛チワワ)の病気のことについて話し合う予定です。今日は家に私と犬たちだけですが、いつもと変わらずのんびりしています。

連休中は夫の家族や夫の学生時代の先輩ご夫婦が来てくれたのですが、先輩ご夫婦はやはり飼い犬に悪性の腫瘍が見つかって病院を探して手術をしてもらった経験があって、今回偶然この時期に遊びに来てくれることになっていたのですが話が聞けてよかったと思いました。 ネットではいろいろ調べたりブログを読んだりしていますが、直接知っている方からその時の状況や今の気持ちなど聞けて、心構えがちょっと出来た気がします。そしてそのご夫婦は十何年も前テンを飼い始めたと連絡をした時にすぐに見に来てくれてテンを子犬の頃から知っているので、思い出話などもして楽しく過ごしました。

今日もテンは元気ですしポコ(ロン毛の元実家チワワ)も元気で、一瞬何も変わってないような気がしてしまうのですが、すぐに現実に戻ったりしています。でもやっぱり考えてみれば本当は変わってないんですよね。ただ犬と暮らしているというだけで、その暮らしている中に病気も含まれているだけで。負け惜しみに聞こえるかもしれませんし治療が始まっていないから言えるのかもしれませんが、こういう状況でも犬と暮らすのは本当に楽しいと思っています。もちろん病気になったこと自体は全然楽しくないですし飼い主さんはみんなそうするようにやっぱり私も自分を責めたりもしますが、でも犬がいる生活はどんな時も楽しいのだと改めて感じています。

もし何も病気がなくてもテンはもうすぐ13歳ですから、そんなにたくさん残された時間は無いわけなので、テンが残された時間をできる限り楽しめる方法を考えたいと思います。

取り留めのない独り言になってしまいましたが、最後に最近のテンとポコの様子など、写真だけダダダッと載せておこうと思います。

夫の両親とテン。
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先輩ご夫婦が来た時のテン。
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全部手作りのお土産。
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犬たちにいただいたお土産。
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一瞬しか会えなかったけどお土産で遊ぶポコ。
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ついさっきのテン。
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ポコが近くに来て吠えたので怖い顔を見せるテン。
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ポコ悪くないもん、という顔のポコ。
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夫に撫でられる犬たち。
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エリザベスの中のテン。
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それではまた!
 

さて、少し前の記事に書いた通り、テン(短毛チワワ)の大腿部内側の腫瘍の生体検査の結果を待っていましたが、昨日の夕方病院から電話がかかって来ました。

電話では言いにくいので飼い主2人揃って来てほしいと言いつつもこの先の治療について諸々話し出す先生に、念のため「悪性だったのですね」と伺うと、病名としてはやはり「軟部組織肉腫」という悪性の腫瘍で進行具合は中間悪性度ということでした。これは低悪性度、中間悪性度、高悪性度と3つにわかれたうちの真ん中ということらしいです。

治療は、もし積極的な化学療法を選択すれば埼玉の動物医療センターと連携して進めていくことになるかもしれないそうで、連休明けの火曜日にそこの先生とテンの担当の先生が話をして、水曜日の夕方に私たちはテンの詳しい病状と今後の治療法の選択肢を聞くことになると思います。

結果が出るまで2週間前後と言われていたので、一週間くらいはあまり考えないで今まで通りの日々を楽しんじゃおう!なんて思っていたら4日後という不意打ちでしたが、おそらく北海道の専門機関にお願いしたという検査を早くしてくださったのだと思いますし、それだけ急ぐ必要があるということなのだと思います。 

この連休は事情を知った夫の家族がテンと遊ぶために来てくれたり、やはりうちの犬たちに会いたいということで昨年予定を入れていた先輩ご夫婦が来てくれることになっていたりと、賑やかに過ごせることになっているので私たちの気は紛れそうです。

本音を言えば無理だとわかっていてもほんの少しだけ「いやー良性でした!」という言葉を期待していたところもありますが、仕方ないので切り替えて先のことを考えて行くことにしたい、とは思います。

記録ですし頭の整理にもなるのでブログも続けるつもりではありますが、ちょっと考えながらということになるでしょうし、今まではチワワたちはそれぞれ持病があっても落ち着いていたのでのんびりとしたブログでしたが、これからは病気の話が多くなってしまうかもしれないので、今までのんびりが良くて読んでくださっていた方には申し訳ないなと思います。私ものんびりが好きですし、テンの治療がうまく行ってまたのんびりに戻れることを自分でも願っています。

今日の河津桜。
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車に乗る犬たち。
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ポコ(ロン毛の元実家チワワ)の角膜の傷は完治まではもう一歩。でもだいぶ良くなっています。

それではまた。

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ワンパターンだったこのブログが病気の記録となってしまっていますが、とりあえずはテン(短毛チワワ)もポコ(ロン毛の元実家チワワ)も元気ですので、ブログも元気に書こうと思います。

今朝のお散歩もこの通り、がしがしっと歩いています。
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 テンちゃんもう春だと思うわ

と元気に歩いていたらどこからか「テーン!」という声。

テンが振り向くとそこには…
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夫さんとポコずるした!

ずいぶんとショートカットして来た2人組。しかもポコは抱っこです。これはずるいですね。

急いで2人組のところに行こうとするテン、後ろの人間とか階段とか全て無視です。
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ちょっとー!なにやってるのよ!

私はこんな急なところは登れないので階段を使いました。

で、急いで近くに行った割には特に用は無かったようです。
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群はバラバラになっちゃいけないの

一緒に何かしなくてもただ近くにはいたいという感じでしょうか。

散歩から帰って来たらエリザベスカラーを装着して休憩。
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んー

太陽の光を集めて暖かそうなテンです。

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夫さんもこれいる?

もうちょっと、傷がちゃんとくっ付くまでは使用する予定ですが、全然嫌がらないので助かっています。

エリザベス付けたまま庭でも普通に遊びました。

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お庭だいすき〜

動きが揃っているチワワたちです。

エリザベスを地面に付けてニオイ収集中のテン。
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これしてるとニオイもよくわかるみたい

なかなか上手にエリザベスカラーを活用しているテンでした。

【おまけ】このところポコの顔がちゃんと出てなかったので今日のかわいいの一枚。
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ポコは毎日かわいいの

それではまた!

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今朝出来上がった新しいフード付きベストを着ているテン(短毛チワワ)。
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似合ってる?

テン念願のお尻が隠れる長さになりました。
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お尻があったかいの初めて

前足をさっと通してお腹でプラスナップをパチンと留めるタイプです。本に載っていたモデル犬のイタリアングレーハウンドとテンの体型が似ていて、編み図を変更することなくそのまま編んでみました

モデル犬はこちら。
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✳︎お揃いで作りたい手編みのわんこ服 日本文芸社より

毛糸は全く違いますが、形はまあまあ同じようになったと思います。編み図を見て編むのは初めてでちょっと時間がかかりましたがフードも付けられました。そして新しいベストを着たテンと、ちょっと前に編んだベストを着たポコ(ロン毛の元実家チワワ)、久しぶりにいつもの公園でお散歩です。

なんとなくお揃いちっく。
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この道久しぶり〜

一週間ぶりくらいでしょうか、ちょっと久しぶりに来たら河津桜が満開近くなっていてびっくりしました。
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暖冬の今年はやっぱり少し早め。

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今年も咲いたわね

テンは、昨夜は生検のために腫瘍を切り取って縫ってあるので痛がっていましたが今朝は元気一杯歩いていました。
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テンちゃんもう痛くないもん

ポコの目もずいぶん良くなっています。
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ポコのベストね、フードは付いてないの

テンと同じ毛糸がまだあるので同じようなのを編みたいですが、ポコ用にサイズを小さくして編めるかどうか。そしてもう毛糸だと暑くなってしまうかもしれないので悩むところです。

お散歩終わって帰るところのテン。
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もう帰るの?

本当にお散歩が大好きなテン。病気についてはいろいろ調べたりしていますが、積極的な治療をしてもしなくてももし数ヶ月しか違いがないのなら、できる限りこのまま毎日普通に散歩しておいしいものをたくさん食べさせて、ギリギリのところまで対処療法のみで普通の暮らしをさせてあげるのが良いのか、でも年単位で変わってくる可能性があるなら手術をして化学療法をするべきなのか、一瞬一瞬揺れ動いています。

しかし今日も犬たちは散歩もしてご飯ももりもり食べて一日無事に終えることができました。また明日も楽しければいいなと思います。ではまた!


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